海外競馬の中でもスケールがまるで違うドバイ
元々ドバイで競馬の文化が広まったのは、UAEの王族の子孫がアマチュアの騎手をしており、 イギリスに留学して競馬文化に触れたことでドバイを競馬の拠点にすることを誓い、それに向けて活動が行われました。
その結果、20年ほどで海外競馬のビッグタイトルを獲得するなど頭角を現し、1996年にはドバイミーティングを創設し、現在に至ります。
海外競馬にはこうした招待競走が多く存在しますが、この地で開催されるものは他の国で行われる招待競走と比べても、スケールや賞金額がまるで違います。
通常、競馬では馬券が発売されるものですが、アラブ諸国では賭け事が認められていないため、馬券を買うことはできません。この日は6つのG1レースを含めた9つのレースが行われ、その全てで白熱したレースが展開され、日本の馬も大挙として参戦し、多くのレースで勝ち星を挙げてきました。
日本の馬にとっても海外の馬にとっても春の大一番として認識されています。