直線だけのレースが多い海外競馬
日本の競馬では直線だけで行われる競馬は新潟競馬場で行われる1000メートルの競馬しかありませんが、 海外競馬に目を転じると直線だけで行われるレースがかなり多く存在し、特にヨーロッパで見ることができます。
フランスのドーウィル競馬場では1600メートルの直線コースがあり、多数のG1競争が行われています。日本競馬ではG3のレース1つしか重賞がありませんが、 海外競馬ではG1がこうしたコースで行われています。
海外は土地が広大で、その土地に合わせたコース形状が特徴ですが、日本の場合、土地は狭く、起伏こそ残すものの、トラックコースのような整地された状態にしてしまいます。
海外競馬ではこうしたバラエティーに富んだコースが多くあり、それが魅力にもなっています。日本でもG1レースとしてこうしたレースが行われることを期待したいのと同時に、 多くの人に目の前を馬が全速力で駆け抜けていく様子が見られる日が増えることが求められます。